ハピレピアレルギーは食物アレルギーを持つお子さまとママにうれしいしあわせな生活のレシピブックです
- 時間:2009年2月22日(日) 13:00~15:00
- 主催:財団法人 日本アレルギー協会 関西支部/万有製薬株式会社
- 場所:朝日生命ホール
今回は、先日大阪市内で開かれた市民公開講座『食事とアレルギー』の様子をお届けします。 この講座は、アレルギー性疾患の患者さんや社会とともにアレルギーの克服に取り組む (財) 日本アレルギー協会が定めた「アレルギー週間」(毎年2月20日の前後一週間) に開かれたイベントのひとつです。食物や栄養成分とアレルギー症状の関係について、臨床・研究の第一線で活躍する3名の先生方が、それぞれ30分ほどの講演をしてくださいました。
最初は「難しい内容だったらどうしよう…」と不安でしたが、会場に入るとベビーカーのお母さんもいてホッとしました。集まった参加者の方は、学生さんから年配の方まで幅広い年齢層。少し専門的なお話もありましたが、スライドを使った先生方の説明に、みなさん熱心に聞き入っていました。

最初の講演は、田中敏郎先生(大阪大学大学院医学系研究科/呼吸器・免疫アレルギー内科学/准教授)。
『アレルギーに対する適切な食事とは』という内容でしたが、「残念ながら、今はまだ『こういった食事がいい』と断言できるものはありません」とおっしゃっていました。
一方で、野菜や果物・魚・プロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌)を含む食品の適切な摂取が、アレルギー症状を軽減するとも考えられているそうです。

続いての講演は、片岡葉子先生(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター/皮膚科 主任部長)と野々村和男先生(守山市民病院/(小児科 科長))。それぞれ臨床の目線から、『アトピー性皮膚炎と食物』『食物アレルギーの診断と対応』についてお話しされました。
食物アレルギーに対する療法は、今の医学ではアレルゲンの除去しかないと言われています。でも、成長の進む幼児期に「あまりに厳しい食物除去」をすると、発育障害などを引き起こすリスクがあるのをご存じですか?(アレルギー症状が重い場合は、アレルゲンの完全な除去が必要な場合もあります)
片岡先生のお話では、アレルギーを心配しすぎて食事が極端に偏ってしまった事例も…食物除去による栄養失調から病気になったお子さんもいると聞いて、心が痛みました。
親が悩みや不安から一人で判断してしまわないこと、除去食は主治医の先生や栄養士さんと相談し、栄養バランスのよいものを規則正しく摂取することが大切だそうです。

野々村先生の『食物アレルギーの診断と対応』では、血液検査の結果だけでなく「実際の食物と症状の関係」を見極めることが大切というお話がありました。適切な診断や治療をするためのポイントとして、
- 血液検査の結果だけに頼らず「食べ物と症状のつながり」を日ごろからよく観察する。
- 日常の小さな変化も主治医の先生に伝え、症状に合わせた負荷試験・除去解除などをこまめに検討する。
といったことが挙げられていました。
先生方への質問タイムには、「除去が解除されたら、これからもずっと大丈夫なんでしょうか?」「鶏卵はダメでも、ウズラの卵は食べられますか?」といった、お子さんのアレルギー症状に関する質問がたくさん寄せられていました。先生方も丁寧に回答して下さり、みなさん熱心な雰囲気の中で2時間にわたる公開講座は終了。
社会の食物アレルギーへの関心は高まっていますが、いろいろな情報があふれて「どれが正しいの?」と悩むこともあります。こういったイベントに参加して、第一線にいる専門家のお話に触れる機会も大切だと実感した一日でした。
イベントデータ
| 開催日時 | 2009年2月22日(日) 13:00~15:00 |
|---|---|
| 場所 | 朝日生命ホール |
| 主催・共催 | 財団法人 日本アレルギー協会 関西支部/万有製薬株式会社 |
| 後援 | 大阪府医師会 |
| 内容 |
|
イベントへのお問い合わせ先
| 所在地 | 〒567-0047 茨木市美穂ヶ丘3-6 山本ビル302号室 |
|---|---|
| ホームページ | http://www.jaanet.org/index.html |
| TEL / FAX番号 | 072-620-7474 |
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お知らせはありません。
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