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[Vol.4] 辻安全食品株式会社様

  • 2009年7月11日取材

はじめに

第4回を迎える『ファクトリーレポート』は、東京の杉並区、閑静な住宅街の中で創業30周年を迎える辻安全食品株式会社さんを取材しました。
30年間に渡りアレルギー対応食品を全国のお客様にお届けしている辻安全食品株式会社の辻 幸一郎社長にお話を伺います。

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お父さんの療養から始まった辻安全食品

今年(2009年)でちょうど創業30周年を迎える辻安全食品。創業されたのは辻 幸一郎社長のお父様でした。ご自身が病気を患い、お医者さんが治療法で悩む中、食事療法に取り組まれ快方に向かったことが創業のきっかけに。「医食同源」という言葉があるように、安全で安心な食べ物を日常的に食することが健康に繋がるとの考えとご自身の経験から、多くの方々によい食品、食事を提供しようと思い辻安全食品を設立されました。
そして今日、全国のアレルギー対応食のニーズに応えられる会社として広く認知されております。やはりその根底には会社設立以来変わらないポリシーがあるからではないでしょうか。

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「アレルギーでよかった!」と思える考え方

近年では、採血による簡単なアレルギー検査で人それぞれの体質によって何を食べたら良くないか分かるようになってきました。その検査から多くの人が少なからず食べ物に対するアレルギーを持っていることが分かってきたそうです。子どもがよく起こすアレルギーは食べてすぐに症状が出ることが多いのですが、明らかな症状が出ないはケースの中には、臓器や粘膜に対して長期間にわたり炎症を引き起こすものもあるそうです。ちょっと怖いお話しですね。ただ、大切なことは上記のようなケースもあることから「アレルギーであることを悲観せずに、『体がきっちりと拒否反応を示してくれるんだ』というポジティブな考え方を持とうということ」と辻社長はお話されていました。

辻安全食品の商品カタログの表紙の裏の1ページ目に「心の健康を考える」という項目がありました。そこでは“除去食生活を送る上で不愉快なことや大変なことがあれば郵便やFAX、Eメールで当社までお聞かせ下さい。一緒に“食物アレルギーになって良かった”と思えるライフスタイルを考え、共に築いていきましょう“と呼びかけられています。

アレルギー対応食を求められる方に共感し、ともに幸せなライフスタイルを創っていこうとする姿勢が辻安全食品で製造、販売されるすべての商品に込められています。

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“アレルギー対応食品のデパート”と呼ばれることへの誇り

辻安全食品の店舗には、ずらりと様々なアレルギー対応食品が陳列されています。また、食品のみに留まらず、衣類、洗剤、書籍にいたるまで本当に幅広いラインナップが取りそろえられております。かつて来店されたお客様には“アレルギー対応食品のデパート”とたとえられ、その言葉を誇りに品揃えを考えておられます。 アレルギー対応食品の製造・販売の難しい点は、大量生産するだけの需要がなく、たくさん商品を作っても売れ残ってしまうことです。また、製造過程では他の成分混入防止のための清掃、確認のために手間がかかったり、特殊な原料を使用しなければならなかったりと非常に製造には手間がかかります。

そのため商品は少量づつ手造りで生産されていますが、このため様々な商品開発や販売にフットワーク軽く取り組めることも辻安全食品の一つの強みなのだとか。

「除去成分が多く“食べられるものがなかなか見つからない”という方にも楽しい食生活を送っていただけるようなものがあると思います。」と辻社長は商品棚を見ながら自信を見せておられました。

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